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季節やストレスで起こる休止期脱毛症の種類
秋になると抜け毛が増えるとか強いショックを受けた後に髪が抜けたという経験をしたことがある人は多いと思いますがこれは休止期脱毛症という種類の薄毛に分類される一時的な生理現象である可能性が高いです。私たちの髪には成長期退行期休止期というサイクルがあり通常であれば全頭髪の約一割程度が休止期にありますが何らかの原因でこのバランスが崩れ成長期の髪が急激に休止期へと移行してしまうことで大量の抜け毛が発生するのがこの脱毛症の特徴です。季節性の抜け毛は夏の紫外線ダメージや自律神経の乱れ動物としての換毛期の名残などが原因と言われており特に秋口に多く見られますがこれは病気ではなく一時的な調整期間のようなものですので数ヶ月で自然に収まることがほとんどです。一方急性の休止期脱毛症は高熱や手術急激なダイエット精神的なショックなどが引き金となって起こり原因となる出来事から二ヶ月から三ヶ月後に突然抜け毛が増えるため本人は原因に気づきにくいという特徴があります。また慢性の休止期脱毛症は甲状腺疾患や鉄欠乏性貧血膠原病などの全身疾患のサインとして現れることもあるため長期間にわたって抜け毛が止まらない場合や倦怠感などの他の症状を伴う場合は内科的な検査を受ける必要があります。この種類の薄毛に対するケアとしては原因となっているストレスや体調不良を取り除くことが根本的な解決策であり焦って育毛剤を使うよりもまずは心身を休め栄養をしっかりとって体の回復を待つことが大切です。髪は体の中で最も細胞分裂が活発な組織の一つであり体の状態を映す鏡のような存在ですので抜け毛が増えたときは体が悲鳴を上げているのだと捉え自分自身の生活を見直すきっかけにしてください。季節の変わり目や人生の転機において髪が抜けることはある種のデトックスであり新しい自分に生まれ変わるための準備期間だとポジティブに考えることでストレスを減らし次の成長期に向けた良い循環を作ることができるでしょう。