「まさか自分が、こんな若いうちから薄毛に悩むなんて…」。そう思ったのは、大学に入って半年が経った頃でした。朝、枕に抜け毛が増えていることに気づき、シャンプーのたびに排水溝にたまる髪の量を見ては、一人でため息をつく日々。鏡を見るたびに、以前よりも薄くなった分け目と、細く弱々しくなった髪の毛に、言いようのない不安を感じていました。 大学生活は、私にとって新しいことばかりで刺激的でした。サークル活動に打ち込み、夜遅くまで友人と語り合うことも多く、生活リズムはすっかり不規則に。食事も外食やコンビニで済ませることが増え、睡眠時間も削りがちになっていました。最初は「きっと気のせいだろう」と思っていましたが、日に日に薄毛は進行し、ついに友人から「なんか、髪薄くなった?」と指摘された時には、本当にショックでした。 それから私は、薄毛について真剣に調べるようになりました。インターネットで情報を集め、書籍も読み漁りました。そして、自分の不規則な生活習慣が、薄毛の大きな原因になっていることに気づかされたのです。私はまず、できることから変えていく決意をしました。毎日の食事は自炊を心がけ、栄養バランスを意識するようになりました。夜はなるべく早く寝るようにし、寝る前にはスマートフォンを触らないように心がけました。 変化はすぐには現れませんでしたが、数ヶ月が経つ頃には、抜け毛の量が減り、髪に少しずつコシが戻ってきたように感じました。一番嬉しかったのは、鏡を見たときに、以前ほどの不安を感じなくなったことです。薄毛は私にとって大きな悩みでしたが、それと向き合い、生活習慣を見直すきっかけを与えてくれました。もし同じように悩んでいる大学生がいるなら、決して一人で抱え込まず、できることから始めてみてほしいと思います。